退去立会の時間変更はできるのかについてお話ししました。

この記事の最終更新日は 2023年11月2日 です。

結論:家主や管理会社によります。退去立会の時間は変更できる場合もあるし、変更できない場合もあるので、家主や管理会社に問い合わせるのが確実です。

退去立会は、アパートやマンションを出て行く日に行う立会で、部屋の状態を確認して鍵を返し、修繕費用の有無を決めるために行われるものです。退去立会は壁の傷1つにしても、入居前からあったものか、借主の過失でできてしまったものかによって、どちらが負担するのかが変わってきます。

退去立会は引越しの当日に行う場合が多いです。通常、引越し業者が部屋の荷物を全部持ち出した後に立会いをするケースが多いんで、事前に引越しが終わるおおよその時間を確認しておくのがいいかと思います。もちろん引越しだけ先に済ませておいて、空っぽになった部屋を後日退去日に立会するのでも構いません。

立会い当日に本人が行けない場合
本来は、借主本人が退去時に立会うことが望ましいのですが、仕事や病気など何らかの理由で、どうしても行くことができない場合もあります。そんな時は、貸主に当日立会いができない理由を伝えて、日程の変更を依頼するなど理解を得るようにしましょう。また、代理人が立てられるなら、立会いから鍵の返却、敷金清算まで代理人が責任を持って引き受ける旨を、貸主に伝えてみてください。

まとめ
退去立会いの時間変更は、事前の相談と調整が必要です。変更を希望する場合は、早めの連絡と相手の理解を得ることが大切です。また、変更に伴う迷惑料などの請求がある場合は、その取り決めも確認しておくことが重要です。